ついに久しぶりの海外です。
行く先はインド。
インド人の友人が結婚式を挙げるというので招待を受けて行って来ました。
訪れたのはムンバイの東、プネー(現地ではプーナ)という街で、学園都市として有名だそうです。
びっくりしたのは日本語学習熱の高さ。
結婚式に招待してくれた友人をはじめ、親類の中で日本語を習っている人がたくさんいました。
プネーという街は外国語学習が盛んで、日本語のほかにもフランス語、中国語などを習っている人がたくさんいるみたいです。
インドのほかの地方から来た友人も、何でこの地の人が外国語好きなのか理由は分からないと首をひねってました。
ムンバイのホテル
Midlandから撮った通りの様子。空港からホテルに到着するまでにインドの想像以上のカオスぶりにショックを受け、この日は一歩も外に出られませんでした。
中国でもそうでしたが、インドでも挨拶代わりにクラクションが鳴り響いています。トラックの後ろには「クラクションどうぞ」なんていう意味不明のメッセージが・・・
リクシャーからのスピード感あふれる(?)眺め。
リクシャーの由来は人力車とのこと。日本語の浸透力には驚かされます。
交通ルールがないに等しいインドの道では四方八方から車、バイク、自転車、トラック、バス、歩行者(!)が襲い掛かってくるので、下手なジェットコースターよりよっぽどスリルがあります。
牛が普通に歩いてます。
他にも、野良犬、野良猫、野良牛(本当に)、ヒツジ、さらに高速道路上でゾウを見ました。
新郎(友人)のお宅。綺麗に飾り付けされています。
中では親戚一同勢ぞろいで結婚式の準備をしていました。
新郎は式の当日まで門から出ちゃだめらしいですよ。
玄関前の模様。
こういうの普通の家庭で出来ちゃうんだから伝統ってすごいですよね。
結婚式の前夜祭の後、みんなでディナー。
この地の習慣では右手だけを使って器用に食事を食べます。
これが意外と難しい・・・
ちなみにデリー出身の友人によると、デリーではスプーンを使うそうです。
さて、結婚式当日の様子です。
写っているのは受付です。皆さんカラフルですねー。
女性が着ているのはSari(Saree)で、男性が頭に巻いているのはPheta(Turban)です。
ちなみに僕も巻かせてもらいました。
道端でダンスが始まりました。
新郎は白馬に乗って式場に向かいます。
ついにご対面です。
花嫁さん、綺麗でしたよー。
さて、式の後新郎新婦は車に乗って立ち去ります。
形としては新婦が新郎の家族に嫁入りする形になるので、新婦側の親族はこの時点で泣き出してしまいました。
一方われわれは家に先回りし、二人を爆竹で盛大に迎えます。
新郎新婦は家に入る前にまた何事か問答を繰り返し(当然何を言ってるのか分からず)、ようやく新しい家に迎えられます。
とまあ、親族総出で何日にもわたって繰り広げられる結婚式、東京の結婚式を見慣れた僕には本当に新鮮でした。
こういう手作り感覚っていいもんですね。
インドに着いた初日は、日本とのあまりの違いに正直えらいところに来ちゃったなと思ったものの、実際に人々に接してみるとものすごくフレンドリーで温かい人たちでした。
今度はもっと長く滞在してみたいものです。
というわけで、久々の旅行記でした。